ペアーズ体験談⑥|ガチすぎるゲーム配信者と会った話【マッチングアプリのリアル】

「僕、ゲームあんまり上手くないですよ」

そう言っていた。私は普通に信じた。

後で聞いた。プレイ時間、1万時間。

全然違った。

ペアーズで出会ったゲーム好きの男性

ペアーズを再開して、何人かとやり取りを始めた。

その中の一人が今回の男性だった。

年収600〜800万円。高身長。

プロフィールだけ見ると、特に気になるところはなかった。

メッセージを始めて3通目くらい。

突然、「一緒に通信でゲームしませんか?」と誘われた。

会う前にゲーム。そんな婚活ある?とは思った。

でも別に断るほどでもない。

むしろゲームしながらなら、電話より気まずくないかもしれない。

そう思ってやってみることにした。

この判断が正しかったかは分からない。

「あまり上手くない」は何だったのか

事前に私は言った。「私、あんまりゲーム上手くないですよ」

初心者なのである。

迷惑をかけたら申し訳ない。

すると彼も、「僕もそんなに上手くないですよ」と言った。

よかった。同じくらいなら安心である。

ゲーム開始。

数分後。

全然同じくらいじゃなかった。めちゃくちゃ上手い。

私は何をすればいいのかもよく分からない。

一方、彼はずっと操作している。

通話越しに、カチャカチャカチャカチャ。とにかくコントローラーの音がする。

私も何か話した方がいいのかなと思う。でも彼はゲームに集中している。

私はゲームも下手。会話も特にない。

カチャカチャカチャカチャ。

婚活だったはずである。

1時間くらいして、ふと聞いた。

1時間くらいして、聞いてみた。

「普段どれくらいゲームするんですか?」

軽い質問のつもりだった。

「プレイ時間、1万時間くらいです」

1万時間。

一瞬、単位を聞き間違えたかと思った。

100時間ではない。1000時間でもない。1万。

私は人生で何か一つに1万時間を費やしたことがあるだろうか。

仕事ならあるかもしれない。知らんけど。

少なくともゲームにはない。

「あまり上手くない」の基準が違ったらしい。

1万時間の世界では、まだ謙遜できるらしい。世界は広い。

その後、普通に会った

ゲーム通信の終盤。彼から、「今度会いませんか?」と誘われた。

正直、会話はたぶん続かないだろうと思っていた。そんなに乗り気でもなかった。

でも私は、なぜか断れなかった。

というのも、こんなにゲームが上手い人に、初心者の私が1時間も付き合ってもらった。

そのことに、謎の罪悪感があった。

頼んだわけでもない。向こうから誘ってきた。別に私が何か返す義務もない。

今なら普通に分かる。

でも当時の私は、「こんな上手な方にゲームしていただいたし……」と思ってしまった。

何の恩義なんだろう。ゲーム一回で義理が発生していた。

当時の私はかなり真面目だった。なので、律儀に会いに行った。

案内されたのは、混んでいるタリーズだった。

そして席は、狭いカウンター。隣との距離もかなり近い。

何を話しても隣に丸聞こえ。婚活で初めて会った男女が座る場所としては、だいぶ不適切である。

予想通り、話はあまり盛り上がらなかった。

途中で彼が、「ゲームの動画もやってて」とスマホを見せてくれた。

チャンネル登録者は1万人くらい。普通にすごい。

私は妙に納得した。

たぶん、私とは合わなかった

話していくうちに、「この人の生活の中心はかなりゲームなんだろうな」と思った。

私はそこに自分が入るイメージをあまり持てなかった。

帰り際、「次は遠出しましょう」と誘われた。

私は、「また予定見て連絡します」と答えた。

そのまま終わった。

ゲームが上手い人に会った。本当に上手かった。

そして私は思った。

もう、会う前にゲーム通信なんてするものか。


このあともペアーズでは、何人か印象に残る人と会った。

次に会ったのは、写真より実物の方がかっこよかった薬剤師。→ ペアーズ体験談⑦|逆写真詐欺イケメンの薬剤師にブロックされた話

この時期に会った男性たちは、別の記事にもまとめている。→ ペアーズ体験談まとめ①|条件はいいのに続かなかった5人の共通点

その後もなんだかんだでペアーズは何度も使った。

6回利用して分かったことや、実際に感じたメリット・デメリットはこちら。→ ペアーズを6回使って分かったメリット・デメリットと正直な感想

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