「これから頑張ってな」
LINEにそう出た。私はしばらく画面を見た。
2週間前まで付き合っていた人からの、別れの言葉だった。
いや、正確には付き合っていたと思っていた人から、である。
この時の私は、悲しいというよりかなり焦っていた。
「私、このままアプリやってて本当に結婚できるんかな」
初めて、結構本気でそう思った。
当時は普通にペアーズで婚活していた
その頃の私は、ペアーズを使っていた。
今すぐ絶対結婚したい、というほど切羽詰まっていたわけではない。
でも、別にのんびりしているつもりもなかった。
良い人がいれば付き合いたい。付き合うなら、できれば結婚につながる人がいい。
そのくらいの温度感だった。
ただ、アプリに対する警戒心はずっとあった。
変な人もいるだろう。遊び目的もいるだろう。ちゃんと見極めないと。
そう思いながら使っていた。
そして私は、見極められなかった。
普通そうな医師と付き合った

ある時、一人の医師とマッチした。
プロフィールは普通だった。会ってみても、最初はそこまで変だと思わなかった。
ただ、今振り返ると距離の詰め方はかなり早かった。
でも当時の私は、「こういうタイプなんかな」くらいに思っていた。
医師だし。仕事もちゃんとしているし。会話もできる。
変な人ではないだろう。かなり都合よく考えた。
そして付き合った。
2週間で終わった。
あ、私ほんまに見る目ないんや
終わったあと、相手に対する怒りももちろんあった。
でも、それ以上にきつかったのが、「私、これ見抜けへんかったんや」という方だった。
別に何ヶ月も付き合ったわけではない。
2週間。時間だけ見れば短い。
でも、私の中ではかなりダメージがあった。
変な人は見極めないと。遊び目的には引っかからないようにしないと。
そう思っていたのに、普通に引っかかった。
私はかなり自信をなくした。
夜な夜な婚活動画を見るようになった

そこから、YouTubeで婚活系の動画を見始めた。
最初は、「ヤリモクの見抜き方」「付き合う前に見るべきポイント」みたいなものを見ていた。
かなり傷ついていたのである。
そのうち、関連動画に結婚相談所の話が出てくるようになった。
アプリと相談所の違い。独身証明書。結婚への本気度。そういう話。
そこで初めて、「結婚相談所って、そういう仕組みなんや」と思った。
それまでの私は、結婚相談所についてほとんど何も知らなかった。
なんとなく、「どうしても結婚できない人が最後に行くところ」くらいのイメージだった。
かなり失礼である。
独身証明を出す、というだけで魅力的に見えた
結婚相談所では、独身証明書や収入証明などを出す必要がある。
最初から結婚を前提に活動している人が集まっている。
そういう説明を見た。
それだけで、当時の私にはかなり魅力的に見えた。
アプリでは、この人、本当に独身?本当に結婚したいと思ってる?付き合う気ある?遊びじゃない?
全部、自分で見ないといけない。
私はそれに一回失敗したばかりだった。
なので、「最初から結婚する気ある人しかいないなら、その方が楽じゃない?」と思った。
かなり単純だった。
でも、その時は本気だった。
もう自分一人で選ぶの、ちょっと怖い
アプリを続ければ、また誰かとは出会えると思う。
でも、会う。見極める。付き合う。実は結婚する気なかった。
また最初から。
それを想像すると、かなりしんどかった。
何より、自分の判断をあまり信用できなくなっていた。
この時の私は、「誰か横で見ててほしい」くらいに思っていた。
プロが相談に乗ってくれる。相手も結婚する気がある。
だったら、そっちの方がいいんじゃないか。
そう思い始めた。
とりあえず無料面談を申し込んだ

そこからは早かった。
結婚相談所を調べた。いくつか比較した。そして、無料面談に申し込んだ。
一つではない。複数。
当時の私は、かなりサポートを重視していた。
自分一人で選んだ結果がこれだったので、「仲人がちゃんと見てくれるところがいい」と思っていた。
かなり他力本願である。
でも、もうそれでよかった。
自分だけで婚活するのに、ちょっと疲れていた。
こうして私は、初めて結婚相談所の無料面談に行くことになる。
この時はまだ、結婚相談所は一回入れば終わると思っていた。
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相談所を検討していた時点では思っても見なかったのですが、この後4つの結婚相談所を渡り歩くことになります。
それぞれのサポートや会員層の違い、使ってみて感じたリアルな印象は別の記事にまとめています。
また、婚活を一通り経験した今の視点で整理した「結婚相談所比較8選」もまとめています。
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