
「研修医なら間違いない」
「紹介だから安心」
そんなふうに期待して会いに行って、
帰り道で「これ、何の時間だったんだろう…」
って思ったこと、ありませんか。

私はあります。
「ちょっと違うかも」と思い始めた夜

この頃の私は、
婚活というより
「彼氏ほしいな〜」くらいの軽い気持ちでした。
そんなある日。
研修ローテ先で、
二つ上の先輩女医さんから急にこう言われました。

「私の後輩ですごくいい子がいるんだけど、会ってみない?
絶対、二人お似合いだと思うよ」
当時の私は彼氏が欲しかったので、
深く考えず二つ返事でOK。
場所は先輩の家でホームパーティーとのこと。
ホームパーティー
なんだかおしゃれな響き。
聞くところによると、
同い年で有名なハイパー病院の研修医らしい。

エリートじゃん
それだけで勝手にテンションが上がるあたり、
我ながら単純。(笑)
おしゃれ空間と、最初の違和感

迎えた当日。
部屋は少し暗めで、
間接照明が柔らかく灯っていて、
リビングの天井には直接取り付けられた
ホームプロジェクター。
正面の壁いっぱいに映像が映っていて、
それだけで一気に“おしゃれ空間”。
正直、その時点でちょっと
テンションが上がりました。

紹介、ホームパーティー、研修医。
言葉だけで期待値が上がっていく。
そうこうしているうちに、彼が到着。
同じ年の「そうた君」
正直、顔は「普通」。
でもちゃんとおしゃれしていて清潔感もあって、
トータルでは「悪くない」印象でした。
……ただ、テンションが低い。

「うっす〜」
あれ、思ってた感じと違う。
紹介って、もう少し特別な空気があると思ってた。
話してみると優秀なのは伝わってくるけど、
こちらへの興味がほとんど感じられません。
私は、自分に興味を持ってくれて、
ちゃんと優しさを感じられる人が好き。
だから、この時点で私のテンションも
自然と下がっていました
帰り道、静かに残ったもの

帰り道、ふと、

「これ、何の時間なんだろう…」
と思いました。
紹介って、もっとキラキラしてるものだと
思ってたけど、
現実は意外とあっけない。
この時点で、
たぶんもう答えは出ていたんだと思います。
なんか会話の温度低くない?
私への興味がまったく伝わってこないんだけど…。
そんな感覚だけが、
静かに残った夜でした。
「気のせいかな」と思っていた違和感。
でもLINEが進むにつれて、それは“はっきりしたズレ”に変わっていきました。
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