
紹介だから安心
そんなふうに期待して会いに行って、帰り道で「これ、何の時間だったんだろう…」って思った夜の話です。
職場の先輩から紹介のお誘い


この頃の私は、婚活というより「彼氏ほしいな〜」くらいの軽い気持ちでした。
そんなある日、研修ローテ先で二つ上の先輩女医さんから声をかけられました。
「私の後輩ですごくいい子がいるんだけど、会ってみない?絶対お似合いだと思うよ」
当時の私は彼氏が欲しかったので、深く考えず二つ返事でOK。
場所は先輩の家でホームパーティーとのことでした。
ホームパーティー。なんだかおしゃれな響。
しかも相手は同い年で有名なハイパー病院の研修医。
ホームパーティーでの印象


当日、部屋は少し暗めで間接照明が灯り、壁にはプロジェクターの映像。
紹介、ホームパーティー、研修医。
言葉だけで期待値がどんどん上がっていました。
そうこうしているうちに、彼が到着。同い年の「そうた君」。
顔は正直普通。でも清潔感はあるし、ちゃんとしている。
ただ、思ったよりテンションが低い。
「うっす〜」
話してみると優秀なのは伝わるけど、こちらへの興味がほとんど感じられませんでした。
気のせいだと思っていたけれど


ホームパーティーのあと、LINEを交換しました。
やり取りは短文で返信は遅め。
ご飯の話になっても動く気配がなく、結局こちらから店を提案する流れになりました。
「忙しいだけかもしれない」
そう思いながらも、小さな違和感は消えませんでした。
それでももう一度会った理由


初回の食事も特別楽しかったわけではありません。
返事は遅いし、段取りもほぼこちら任せ。
それでも帰りに家まで送ってくれて、私の趣味の話をしたときだけ少し会話が弾みました。
その小さな好印象を理由に、私は自分から2回目のデートに誘いました。
返事はOK。
でも、やっぱりどこか乗り気ではなさそうでした。
二回目デートで確信した


日程変更が何度かあり、「中華が食べたい」と言われたので、また私がお店探し。
予約しようか聞くと、「その場で決めてもいいしな〜」と言われました。
その瞬間、「なんで私、また誘ったんだろう」と思いました。
二回目はさらに盛り上がらず、途中で解散。
そのまま自然に終わりました。
本当は最初から分かっていた
正直、最初から分かっていました。
この人は私に興味がないんだろうな、と。
それでも会ったし、自分から誘った。
しかも冷静に考えると、そうた君は私のタイプでもありませんでした。
条件の前で、自分の感覚を後回しにしていた


理由はシンプルです。
「エリート研修医」という肩書きの前で、自分の感覚を後回しにしていたから。
相手そのものより、条件を見ていたのだと思います。
私が欲しかったもの
そうた君は優秀で清潔感もあって、婚活的には条件の良い人でした。
でも私が欲しかったのはそういうことじゃなかった。
連絡の間隔で不安にならなくて、約束で気を張らなくてよくて、「嫌われてないかな」と考えなくて済むこと。
私が求めていたのは、そんな安心感でした。
紹介だから安心とか、条件がいいから大丈夫とか、そういうものではなかったんだと思います。
合わないものは、合わない。
ただそれだけでした。
この出来事のあと、私はペアーズを始めました。
正直、最初は半信半疑でした。始めた初日の気持ちについてはこちらで詳しくまとめています。
そこから、想像していなかったタイプの人たちと何人も会うことになります。中々に個性豊かな方々なので時間があれば覗いてみてください。
そしてペアーズを6回ほど使ってみて、見えてきたこともありました。

